日本産きのこ目録2014
ダウンロードはこちら↓
日本産きのこ目録2014(新分類体系順)
日本産きのこ目録2014(旧分類体系順)
日本産きのこ目録2014(和名順)
日本産きのこ目録2014(学名順)
1. 日本産きのこ目録2013との主な違いは?
 文献ブンケン情報ジョウホウ大幅オオハバ追加ツイカし、ヤク200シュ情報ジョウホウ追記ツイキした。
2014で入力ニュウリョクした文献ブンケン情報ジョウホウはこちら
2014で追加ツイカしたキノコオヨ学名ガクメイ訂正テイセイしたキノコはこちら
2.日本ニホンきのこ図版ズハンについて
2014では日本ニホンきのこ図版ズハン情報ジョウホウ詳細ショウサイ入力ニュウリョクした
今関イマゼキ本郷ホンゴウ原色ゲンショク日本ニホンシン菌類キンルイ図鑑ズカン和名ワメイ学名ガクメイのみで掲載ケイサイしているキノコは、日本ニホンきのこ図版ズハン情報ジョウホウがもとになっているキノコがいくつかある。
そうすると、既知キチシュ日本ニホンサンのキノコを調シラべるときには、日本ニホンきのこ図版ズハン調シラべる必要ヒツヨウがある。
そこで、日本ニホンサンきのこ目録モクロク2014では、日本ニホンきのこ図版ズハン情報ジョウホウ詳細ショウサイ入力ニュウリョクナオした。
日本ニホンきのこ図版ズハンは、日本きのこ同好会が発行した雑誌ザッシ青木アオキミノル図版ズハンオオい。
日本ニホンきのこ同好会ドウコウカイ解散カイサンしたため、日本ニホンきのこ図版ズハンアツカいにカンしてはややこしくなっている。
そこで、日本ニホンきのこ同好会ドウコウカイおよび日本ニホンきのこ図版ズハンの情報について以下のように整理した。
1.日本きのこ同好会は1967年に青木実氏と吉見昭一氏が設立した。
2.「No.1〜No.1000」は1978年4月1日に相良先生が印刷して、一部の人が入手している。
3.「No.1〜No.1072」は、発行年を記載していて、発行年に同好会会員に謄写印刷で配布している
4.「No.1072〜No.1127」は、発行年を記載していて、発行年に同好会会員にコピーで配布している
5.「No.1128〜No.2172」 は、発行年を記載していなくて、同好会会員には配布していない。
6.「No.1200」までは、吉見氏に渡しているが、日本きのこ同好会が解散したため配布は「No.1127」までとなっている
7.「No.1745〜No.2172」は、日本きのこ同好会の名前が書いていいない。
8.図版は最初に資料を作成し、その資料から図版作成と補足作成をしている。その補足から図版へ転載をしているが、すべての補足(1〜1073番)が転載をしているわけではない。
9.1997年に、青木氏はすべての図版を千葉菌類談話会に寄託をしていてる。
10.「No.1〜No.2172」は、1997年に千葉菌類談話会がコピーをして、それを一部の人が入手している
11.千葉菌類談話会が1997年にコピーをした「日本きのこ図版」には不足ページのある不完全版であった。
12.不足のページは、青木氏が1995年頃に「No.1124」以下の図版に追加をしている
13.相良先生が中心となり印刷製本された1978年発行「日本きのこ図版」は、コピーと同様に不足ページがある図版となっている。
14.日本きのこ同好会2が2006年に日本きのこ検索図版を発行した。
15.日本きのこ検索図版の公開により、補足を図版に追加転載していたことが判り、1997年以降コピーされた図版に不足のページがあることが判明した。
16.兵庫ヒョウゴの名部みち氏が千葉県立博物館にて不足ページを見つける
17.2008年に不足図版を含めたすべての図版を名部氏がコピー製本して、それを一部の人が入手している。
18.これまでのコピー図版は版権を取っていないので非公式である。
日本ニホンサンきのこ目録モクロク2014で入力ニュウリョクしたのは、同好会ドウコウカイ会員カイイン配布ハイフしている日本ニホンきのこ図版ズハンNo.1〜1127の情報ジョウホウと2006ネン日本ニホンきのこ検索ケンサク図版ズハン情報ジョウホウである。
No.1128〜No.2172の情報ジョウホウ時間ジカン都合上ツゴウジョウ未入力ミニュウリョクである。
No.1128〜No.2172の情報ジョウホウは、2008年の名部氏のコピー製本が発行年となるが、1997年に青木氏が千葉菌類談話会に図版のすべてを寄託したという事実をれるなら1997ネン発行ハッコウネンカンガえることもできる。
3. オートフィルタ機能を有効利用する
エクセルのオートフィルタ機能をうまく使えば、日本産きのこ目録2014ではこんなことがわかります。
・新体系のイグチ目の中で腹菌類はどんなキノコがあるのか?
・ハラタケ目の中で旧コウヤクタケ科のキノコはどんなキノコがあるのか?
・旧キシメジ科でホウライタケ科のキノコはどんなキノコがあるのか?
・新体系のイグチ目の中で腹菌類はどんなキノコがあるのか?の場合
操作方法(エクセル2003)
1.オートフィルタをクリックします。
2.旧分類(和名)の右側にある▼をクリックします。
3.一番上側に「トップテン」や「オプション」など表示されていますので「オプション」をクリックします。
4.左側の入力の部分に「腹菌亜綱」と入力します。
5.次に右側にある項目「と等しい」「と等しくない」などありますが、「を含む」を選びますと腹菌亜綱のキノコのみ表示されます。
6.同じ手順で新分類(和名)の右側にある▼をクリックします。
7.同様にオプションをクリックして、イグチ目と入力して、「を含む」を選びます。
すると、腹菌亜綱のキノコでイグチ目のキノコのみが表示されます。
4. 日本産きのこ目録とは?
Mycoscienceや原色日本新菌類図鑑などの一般的な文献や、日本きのこ図版や北陸のきのこ図鑑などあまり一般的でない文献で報告されている日本産のキノコをリストアップしたものです。そのため、学名のついているものやsp.のような仮称種も含まれています。掲載されている主な内容は以下の3点です。
@和名・学名
A旧分類と新分類の属名・科名・目名・亜綱名・綱名、・門名
B参照文献(出典)
@和名・学名
・和名・学名の出典は日本産菌類集覧を基本としていますが、一部はそうでないキノコもあります。
・和名がない場合は、“●学名”としています。
例1 ●Agaricus essettei
・同じ名前のきのこがある場合は、区別をつけるために和名の後ろに()で命名した人の名前を入れています。
例2 キヒダサカズキタケ(高橋)、キヒダサカズキタケ(池田)
・日本産菌類集覧の学名とINDEXFUNGRUMの学名が異なる場合は、日本産菌類集覧の学名を掲載し、その後ろに→をつけてINDEXFUNGRUMでの学名を掲載しています。また[列M]の外国文献にそのことを掲載しています。
例3 [列D] 学名 Agaricus praeclaresquamosus A.E. Freeman → Agaricus moelleri Wasser
[列M] 外国文献 2011. Index Fungorum. (Agaricus praeclaresquamosus → Agaricus moelleri).,
・日本産菌類集覧ではじめてその学名が掲載されていると思われるキノコは、日本産菌類集覧の学名を先頭にして従来の学名と両方を併記しています。
例4 Bovista aestivalis (Bonord.) Demoulin = Lycoperdon polymorphum
・正式には未発表の種で正式に認められないキノコの学名には、学名の末尾に(ined.)をつけています。
例 ワニガワタケ Agaricus crocodilioides Kobay. (ined.)
※厳密には(ined.)とつけるのは間違いなものもあり訂正する必要があります。
A旧分類と新分類の属名・科名・目名・亜綱名・綱名、・門名
・“新分類”に関しては、「増補改訂新版 日本のきのこ」を基本として、それに掲載されていないキノコは「INDEX FUNGRUM」の情報を参考にしました。
・“旧分類”関しては、「原色日本新菌類図鑑」やその年代の文献を参考にしました。
B参照文献(出典)
・日本産であることを記してある文献の著者名、発表年、文献名、ページ番号、その文献で報告された(和名/学名).,を掲載しています。
例1 工藤伸一著・長沢栄史監修. 2009. 東北きのこ図鑑 p. 143. 家の光協会. (ヤマドリタケ/Boletus edulis).,
例2 Imai, S. 1938. Jour. Fac. Agr. Hokkaido Imp. Univ. 43:55. (シイタケ/Cortinellus edodes).,
・インターネットの場合は、HP運営者名. データ取得時年号. HP名(データ採取ページURL). HPで報告された(和名/学名).,を掲載しています。
例3 高橋春樹. 2011. 八重山諸島のきのこ (http://www7a.biglobe.ne.jp/~har-takah/). (キアミアシイグチ/Retiboletus ornatipes = Boletus ornatipes).,
・私信の場合、名前. データ連絡時の年号. 私信. 情報提供を受けた(和名/学名).,を掲載しています。
例4 高橋春樹. 2011. 私信. (アミガサホウライタケ=モリノホウライタケ=チャシバフタケ=シロシバフタケ/Marasmius brunneospermus = Marasmius silvicola ss. Har.Takah.).,
・国内の文献ほかでまだ未掲載で、日本産きのこ目録にて初めて掲載される学名は2011年と和名・学名のみ表記しています
例 2011. (マントカラカサタケ/Macrolepiota detersa).,
5. ダウンロードに関しての注意事項
@日本産きのこ目録はダウンロード自由です。
Aダウンロード後は自分の使いやすいように編集していただいて結構です。
Bきのこの分類に関しては出来る限り調べましたが、100%正しい情報とは限りません。
C容量が約7.0MBあるためダウンロードに時間がかかりますがご了承ください。
日本産きのこ目録について、疑問・間違い・誤字脱字・ご意見などありましたら以下のアドレスまでご連絡いただけると助かります。
KOUTOKU-s@w4.dion.ne.jp(KOUTOKUをkoutokuに変えてください)
6. 謝辞
日本産きのこ目録作成に関して専門家の方からアマチュアの方まで様々な方から貴重な文献及び最新の情報など多大なご協力をいただいています。
兵庫きのこ研究会の大前宗之氏にはきのこ類全般の文献と情報をいただきました。
北海道キノコ会の白山弘子氏には日本ニホンきのこ図版ズハン情報ジョウホウとイグチ類の文献と目録に関してのご助言をいただきました。
日本菌学会の高橋春樹先生にはハラタケ類の文献や情報をいただきました。
菌類懇話会顧問の井口潔先生にはきのこ類全般に関して多大な情報をいただきました。
石川県小松市文化創造課の糟谷大河先生にはハラタケ類及び腹菌類に関しての文献と情報をいただきました。
神奈川県立生命の星・地球博物ハクブツカンの折原貴道先生には腹菌類の文献と情報をいただきました。
鳥取大学の白水貴博士にはアカキクラゲ類に関しての文献と情報をいただきました。
(独)森林総合研究所の根田仁博士にはハラタケ類の文献と情報をいただきました。
(独)森林総合研究所の太田祐子先生にはLaetiporus関連の文献と情報をいただきました。
鳥取大学の早乙女梢博士にはサルノコシカケ類の文献と情報をいただきました。
長岡技術科学大学の宮内信之助博士にはハラタケ類の情報をいただきました。
(財)日本きのこセンター菌蕈研究所の長沢栄史先生にはハラタケ類の情報をいただきました。
(独)森林総合研究所関西支所・学振特別研究員の佐藤博俊博士にはオニイグチ類の文献と情報をいただきました。
国立科学博物館の細矢剛博士にはアカキクラゲ類の文献をいただきました。
兵庫きのこ研究会の中嶋知之氏には目録に関してのご助言をいただきました。
以上の皆様には深くお礼を申し上げます。